Kitao Hiroshi -The Moon and the Rain, the House and the Books, Me and the Sculpture

 左『言葉の森 -ミカヅキ-』 鉄、本 
『Forest of Words -Mikazuki-』 Iron, book
w300×d70×h240

右『彫刻家の家』 石、銅 
『Sculptor's House』 stone, copper
w210×d150×h140

OP/13:00〜CL/19:00 最終日17:00まで 会期中無休

北尾 博史 展 月と雨、家と本、ボクと彫刻

Kitao Hiroshi -The Moon and the Rain, the House and the Books, Me and the Sculpture

[ 金工 ]

From the gallery


ギャラリーより

「お月さんの綺麗なときに展覧会をしたいです」
と北尾さん。
「楽空間のそこあそこにお月さんあります。
探しにきてください」と北尾さん。
「月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」詠み人知らず。
長月夜長月少しずつ夜が長くなり秋の気配が近づいてきます。
9月です。暑かった夏をこえて秋の展覧会が始まります。
祇をん小西で見る月はいくつ?

小西いく子

From the artist


作家より

‐月と雨、家と本、ボクと彫刻‐

天気予報は曇りのち雨。
雨の日には空の月を見ることはできません。
でも本の中、おはなしの中の満月や三日月は
ボクの家の庭先からいつも眺めることができました。
ホントの月の大きさは直径3470キロメートル、
地球のおよそ4分の1。
でも、言葉でかたちづくられたこの月は、
両手で運べる、ボクが作る彫刻のようでした。

北尾 博史

-The Moon and the Rain, the House and the Books, Me and the Sculpture-

The weather forecast for today is cloudy and rainy.
On rainy days, we cannot see the moon in the sky.
But I have always been able to see the full moon and the crescent moon in books and stories from my yard.
The real moon is 3,470 kilometers in diameter, about a quarter of the size of the earth.
But this moon, shaped by words, was like a sculpture I made and could carry with both hands.

Kitao Hiroshi

Biography


作家略歴
1993 ジュネーブ州立美術学校卒(スイス)
1992 OPEN AIR Ile Rousseau(ジュネーブ/スイス)
1993 個展 Galeries Artcadache(ブァローブ/スイス)
1995 北尾博史 彫刻展 ギャラリーTAF
(京都 96・97.98・99・00・01・02・03)
1997 手の中のできごと展
芦屋市立美術博物館(兵庫)
1999 芸術祭典・京「京を創る」 智積院(京都)
2001 樹海より 芦屋市立美術博物館(兵庫)
2002 Crafting Economies
フィリピン文化センター(マニラ/フィリピン)
2002 アンダーコンストラクション
東京オペラシティギャラリー(東京)
2004 北尾博史展 森ヲ アツメル
アサヒビール大山崎山荘美術館(京都)
2005 北尾博史展 月ニ架ケル ギャラリー揺(京都)
2008 北尾博史展 森の部品‐堺町の森‐(京都)
2010 北尾博史展 森の部品‐元土御門の森‐
弘道館(京都)
2013 北尾博史展 三蜜堂書店(京都 14・15・16)
2015 超京都 art Kyoto 2015
ちおん舎・京都文化博物館(京都)
2016 北尾博史展 森の部品 こもれびのなかで星ヲ運ブ
ギャラリーニイク(東京)
2017 北尾博史展
The14th.MOON+MANIFESTO GALLERY
(大阪 18・19・20・21・22・23)
2022 COVERS KUNST ARZT(京都)
北尾博史 森の部品 物の部品 祗をん小西(京都)
2023 ボク ノ シュルレアリスム KUNST ARZT(京都)