
13:00-19:00(最終日17:00まで)会期中無休
辻田恭子 -カクリヨ-
Kyoko Tsujita
[ 立体 ]
版画を学ばれ、彫刻、立体造形、ジュエリー、ジャズシンガー
と沢山の顔を持たれる恭子先生。
今回はテーマ「カクリヨ」どんな意味? どんな展示?
楽空間で作品を前にして深まる秋の一日語り合いませんか?
小西いく子
作品写真:「カクリヨ」 自然物、金属、布
Biography
作家略歴
1975 | 京都嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学) |
版画科卒業 | |
1987-1990 | Curtin University of Technology Western Australia (Department of Art & Design)にてMetalwork & Contemporary Jewellery を学ぶ |
1992 | 朝日現代クラフト展 入選 (94, 95, 01, 03も) |
1993 | 日本ジュウリーアート展 入選 (00, 06, 08も) |
1997 | International Craft Exhibition - Itami - 入選 |
(98, 99, 01, 02 も) | |
2004 | The Space Between |
(craft-west / パース・オーストラリア) | |
2005 | 野外彫刻展 (希望が丘文化公園/滋賀) |
2006 | 工芸都市高岡2006クラフト展 入選 |
日本ジュウリーアート展 《奨励賞》 | |
2008 | 第十回KAJIMA彫刻コンクール 模型入選 |
日本・ハンガリー現代美術作家交流展 | |
(THE KUNY DOMOKOS MUSEUM / タタ・ハンガリー) | |
2009 | '09 Miniar textile COMO (コモ・イタリア) <招待> |
2010 | The large dimensions works by five Japanese artists |
(ベネチア・イタリア)<招待> | |
2013 | 杜の美術館 日吉大社芸術祭 |
2015 | 京都フィールドアートプロジェクト2015入選 |
2016 | nternational Art Jewelry Sculpture Show (韓国) |
BIWAKO大賞展 T氏賞 | |
2001〜 | 毎年個展発表 |
2006〜 |
オーストラリアで学んだコンテンポラリージュエリーを「身につける現代彫刻」「人間に一番近い、人間サイズの彫刻」と考え、身体を作品の展示場所にして、ライブ活動を行っている |
From the artist
作家より
「カクリヨ」からは「うつしよ」は見えるけれど、
「うつしよ」からは「カクリヨ」は見えないと言う。
散歩中のある日、心惹かれる形状の枝が大量に落ちているのに出会った。
その枝は、季節に関係なく落ちると言う。
必要でなくなったと判断した時に、生き延びる為に自ら枝を落とすのか。
その樹林の上の空を見ていると
「カクリヨ」から覗かれているような気持ちになる。
今作は、落ちたその枝にひたすら包帯を巻くことにした。
「カクリヨ」からは今の私が、そしてこの世界が
どんな風に見えているのだろうか。
(本展では、落ちた自然物と人間が口に入れる際に落ちた物を使って制作しました)
辻田恭子