
13:00-19:00(最終日17:00まで)会期中無休
安田萌音
Moeto YASUDA
[ 平面 ]
萌音さん!新鮮なお名前です。女性、男性さて?
先日アトリエにお伺いしました。神奈川県の郊外で山梨に近い橋本です。なんと関東平野の広いこと。
泥土を用いて”人が作ったもの”と”自然が作ったもの”が混ざりあってできる何かを───
流行病、国間のいがみ合い 不穏な世の中、この経験を通して変わるもの、変わらないものは何かしら。
お出かけお待ちしております。
小西いく子
作品写真:雨の記憶[20220417] サイズ:73×73cm 素材:油彩塗料,染料,黒土,麻布
Biography
作家略歴
2017 | 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻日本画研究領域 修了 |
2017-2022 | 多摩美術大学 環境デザイン学科研究室 副手・助手 |
2014 | 「トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展」 豊橋市美術館 (愛知) |
2016 | 「安田萌音 個展」 / ギャルリー東京ユマニテ bis (東京) |
2017 | 「安田萌音 個展 行為の記録 -大地-」 / ギャルリー東京ユマニテ bis (東京) |
2017 | 「神山財団芸術支援プログラム第3回卒業成果展」 銀座アートホール (東京) / 奨励賞 |
2018 | 「根源へ PartII-1 育ちゆくもの」 / ギャルリ・プス(東京) |
2019 | 「鯨⻁じょう・安田萌音展」 / 艸居 SOKYO GALLERY (京都) |
2019 | 「安田萌音 個展 “vestiges”」 / ギャルリー東京ユマニテ bis (東京) |
2019 | 「大地と人と街 ⻄村卓 安田萌音2人展」 / ギャラリイ K (東京) |
2021 | 「本のない表紙展」/ ギャラリイ K(東京) |
2022 | 「安田萌音 × 角谷郁恵 偶然を築く」 / KATSUYA SUSUKI GALLERY (東京) |
作家ホームページ | |
https://www.moetoyasuda.com |
From the artist
作家より
“人が作ったもの”と”自然が作ったもの”の差異は何か。
人の意思の介在の有無という点において、成り立ちが大きく異なっているはずだ。
自然に存在しえない形を人が創り、人が想像しえない形を自然は創る。
私の作品では、泥土を支持体の上で再構成してひび割れを起こし、自然の再現を試みる。
再現された自然は、人工的な形の象徴としての四角形に押し込められ、”人が作ったもの”と”自然が作ったもの”が融解する。
私はその成り立ちの異なるふたつが混ざり合った混沌とした何かを築きたい。そして、私の作品は私の想像しえない形で萌芽する。
安田萌音