楽空間 祇をん小西

OPEN/13:00〜CLOSE/19:00 最終日17:00まで 会期中無休

清水志郎

[ 陶 ]

オブジェ制作の20代からのお付き合い、奥様のヤエさんとの出会いマホちゃん誕生、円熟味ましてこられた40代の今でもシローさんと親しく呼んでしまいます。
お湯のみ、お皿、お鉢いつも使います。フォルム、釉薬、土───不思議な魅力。寡黙なお口から語られる言葉はカリスマ性がありすごい説得力。キュン!とさせられます。
深まる秋の一日、祇をん小西7回目の個展にぜひお出かけくださいませ。

小西いく子

From the artist


作家より

初個展をさせてもらったのが23歳の時だったでしょうか。その時はオブジェだけで発表させてもらっていました。3年に1回の個展も20代はオブジェ、30代は器、40代は、さて、どうしていきましょうか。思い返せば、興味と実験と発表を繰り返してきたように思います。それは、これと言って目標になるようなやきものがあるわけでもないという私のコンプレックスが、ここまで来ればスタイルになりつつあります。これをこうしたらどうなるだろうか、これをこう焼いてみたら、これとこれを混ぜたらどうなるだろうか、それは、それぞれの素材の特徴を知りたいという興味から湧いてくるものであります。今回もやはり土と原料の特徴を知る道探しになるでしょう。宜しくお願い致します。

Biography


作家略歴
1979 京都市五条坂に生まれる
2002 京都精華大学陶芸コース卒業
滋賀県蓬莱の祖父清水卯一の下で制作
2003 楽空間小西にてグループ展(妻と出会う)
2004 楽空間小西にてオブジェ作品で初個展
2005 前年に祖父が亡くなり、
京都五条坂の父 清水保孝の下で制作
2007 楽空間小西にてオブジェ作品で 2回目の個展
2009 楽空間小西にてオブジェ作品で 3回目の個展
2010 土を掘り始める
2011 炭焼成の小窯を作る
2012 楽空間小西にて器作品で 4回目の個展
京都松ヶ崎に独立する
2013 自ら掘った土で制作すること宣言する
2016 楽空間小西にて器作品で5回目の個展
2018 蓬莱登り窯に22年ぶりに火を入れる
2020 蓬莱に仕事場を移す